不動産鑑定士 についてご存じない方も

多いと思います。

 何をする職業かというと、土地や建物などの価格を判定する職業(国家資格)です。
 土地や建物の価格は、売り手と買い手が適当に決めれば良いのでは?と誰でもそう考えると思います。

 

 

 では、なぜ不動産鑑定士が土地建物の価格の判定をしなければならないのでしょうか。

 

 

 

 それは、不動産は売り物ではないことが普通 だからなのです!
  

 

 住宅分譲地などは売り物にしてありますが、売り物でない土地の方が多いのです。

 この売り物でない土地でも、相続や税金の関係で価格を出さなければならない時があります。
 一般の売買であればどのような値段を付けてもかまわないし、逆にどうしても欲しい土地であればいくら積んでも良いわけです。

 

 

 しかし相続で思いのままに価格が付けられるとなると、争いの元になりかねません。また、課税のときに税金がたくさん欲しいからといって、国や市町村などが高値を付けてたくさん税金を取るといったら困りますよね。

 そして、道路を作ろうと思っても、用地が買えない、高く買えば、大切な税金が無駄使いということになります。

 また、用地買収で自分の所有する土地がその対象となったときに、根拠の無い適当な価格で土地を手放しても良いと思う人はいるでしょうか?

 

 

 そこで登場するのが、不動産鑑定士です。

 

 土地、建物の利用価値や、交換価値や、原価等を法令の規制等、経済実態もよく調査して、適正な価格を判定します。
 売りに出ている土地や建物でも、客観的視点に立てば売値とは違った適正な価格を判定できることにもなります。

 

不動産鑑定評価書は、たとえばこのようなときに活用されます。

 

 ①土地、建物の現在の資産価格を知りたいとき
 ②売買、交換のため、適正価格を知りたいとき
 ③土地、建物の現在の担保価値を知りたいとき
 ④土地、建物の賃貸借で適正賃料を知りたいとき
 ⑤相続対策のために評価額を知っておきたいとき
 ⑥不動産をさらに有効活用したいとき(カウンセリング等)

おおまかにはこんなところでしょうか。


更に詳しい利用方法は各お客様向けページに記載してあります。

ぜひご覧ください。

 

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2024.8.8

内容の一部を更新しました。

 

土地、建物の鑑定評価及び底地、借地権、賃料、マンション等の特殊な案件の鑑定評価・その他特殊な評価として高圧電線下地、鉄道高架下地、区分地上権、無道路地、袋地、過小画地等の評価も行います。

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